ふるさと納税はポイント禁止?いつから?
2025年10月より、ふるさと納税でポイントを付与することが禁止になる予定です。
ポイントとは、様々なふるさと納税仲介サイトが独自に付与しているポイントのことで、例えば
・楽天ふるさと納税の楽天ポイントを付与(原則として寄付額100円につき1ポイント)
・ふるさとチョイスのチョイスマイルを付与(キャンペーン参加などが条件)
・ふるなびのふるなびコインを付与(キャンペーン参加や返礼品のレビューなどが条件)
・さとふるのさとふるマイポイントを付与(キャンペーン参加などが条件)
これらが禁止予定のポイントに該当します。
これまでも消費者に不利な改定があったふるさと納税
ポイントの付与はこれまで当たり前のに享受してきたメリットであり、高い還元率を欲する我々消費者にとっては迷惑でしかないルール改定ですが、仕方ありません。
ふるさと納税はこれまでも消費者に不利な改定(改悪?)がされてきた経緯があり、例えば、、、
納税額に対する返礼品を評価額3割までに定める「還元率3割ルール」
汎用性の高い金券、商品券の類の返礼品を禁止する「地場産品ルール」
これらが追加された折には、多くのふるさと納税ユーザーを落胆させたものです。裏を返せば、規制前のふるさと納税がおいしすぎたということでもありますが。
ポイント禁止、最も影響が大きいのは楽天ふるさと納税?
楽天はポイント付与量を大幅にブーストできるキャンペーンやイベントを行っており、ふるさと納税も支払金額に対して最大31%の楽天ポイント付与が狙えます。このポイント付与率は、他のふるさと納税仲介サイトと比較してかなり高いのですが、ポイント禁止が確定すると楽天ふるさと納税は他の仲介サイトに対してのアドバンテージを手放すことになります。
黙っていたら今回のポイント付与禁止も通ってしまうということで、楽天市場は反対署名活動をしています。楽天会員IDがあればすぐに署名できるので、ルール改定反対意見に合意する方は署名に参加してみてはいかがでしょうか。
今後の動向に注目です。ポイント禁止が確定したとすれば、2025年9月ごろにふるさと納税の駆け込み需要で混乱が起きそうです。